妻に贈る言葉 : Category [ 感謝 ]

今日は私のバースデー！！
いくつになっても、誕生日はうれしい。
特に今年は、嫁いだ長女もわざわざ来てくれた。
夕食は私の大好きなスキヤキ。
みんなで一緒に食べて私を祝ってくれたね。
デザートはフルーツがいっぱいのケーキ。
おまえが午前中に自転車で買って来てくれた。
ちょっと崩れてたのはご愛嬌。
うれしかったよ。
おいしかったよ。
最後は長女からのプレゼント。
免許書入れがボロボロになってるのを見てたんだな・・・
赤の免許書入れがラッピングされてた。
ちょっと、ジーンとしちゃった。
でも、何よりもうれしかったのはみんなで食事が出来たこと。
家族全員が揃ってワイワイ出来たこと。
それに、もうすぐ赤ちゃんっていう最高のプレゼントが用意されてる。
今年の後半はいいことばかりかも・・・

夏が終ろうとしている。
今年の夏はいつもより長かった。
それに、呆れてしまうくらい暑かった。
久しぶりに汗疹を作ったりした。
体調も良くないことが多かった。
夏バテ・・・

おまえは、相も変わらず元気だね。
少しは夏の疲れがあるんだろうけど・・・
いつもと何も変わらないでいるみたい。
なんか、うれしくなる。
暑さでヨレヨレになって帰って来ても
いつも同じ笑顔で迎えてくれる。
『ありがとう』
おまえのその笑顔が疲れを随分と癒してくれた。

辛かった夏も、もうすぐ終わり。
間もなく食欲の秋です。
お互いに太らないようにしましょう。

結婚記念日・・・

結婚した日は初夏のいい天気の日だったね。
親友カップルが披露宴の司会を務めてくれた。
新婚旅行は仕事の都合もあって南紀の方に２泊しただけ・・・
２人でペアで買ったＴシャツを着て行った。
おまえはキラキラ輝いていた。

子供が欲しかったけど、なかなか出来なかった。
決まったように３ヶ月を過ぎたら流産してしまう。
初めての流産は２人して泣き明かした。
周りから「仲が良すぎると子供が出来にくい」って言われた。
犬を飼うようになった。
名前は「プチ」。白くてかわいい雑種犬。
１５年ほど私たちの家族だった。
小さな借家で２人と１匹の生活・・・
やっぱり、おまえはキラキラしてた。

長女ができ、６年後に次女ができた。
４人でよく郊外に遊びに行ったよね。
次女が２歳の頃からキャンプは毎年の行事みたいになった。
山に行った。海に行った。
キャンプは２年前まで夏の行事だったね。
長女に彼氏ができ、次女も中学に入り少しづつ親離れをしていく。
さみしさ・・・
成長の喜び・・・
そして、キラキラしているおまえ・・・

今、長女が家から旅立とうとしている。
６月２４日が娘の結婚記念日になる予定だ。
お腹には男の子が息づいている。
もう１人娘がいるけど、あらためて感慨無量になる。
今おまえは、娘のお腹に腹帯を巻く手伝いをしている。
毎日のように、娘に料理の手ほどきもしているようだね。
『私以上に幸せになってね・・・』おまえの気持ちだろう。
まぶしいくらいキラキラしているよ！！！

長い長い結婚生活。
これからもまだまだ続く。
よく思ったもんだ。
おまえには私より相応しい男性がいたのじゃないかって・・・
もっと幸せになれたんじゃないかって・・・
それに、私の身勝手にも本当によくついて来てくれた。
本当に苦労の連続・・・
まだまだ続いていく私たちの夫婦生活。
おまえはずっとキラキラしていて欲しい。
いや、私が死ぬまでキラキラ輝き続けて側にいて欲しい。

久しぶりに体調を崩してしまったね。
会社でのドタバタで疲労が重なったみたい。
熱が出て体がだるくって・・・
会社は休めないし、遅い日が続いてた。
体より精神的に参ってたからなー・・・

おまえは食欲のないわたしに、何でも食べさせようと必死だったね。
そんなおまえを煩わしそうに感じたことも正直あった。
何を作ってもらっても食欲がなかったから・・・
わがままを言っても、邪険にしても、おまえは笑顔で優しくしてくれる。
甘えられることで、気持ちの安らぎを得れた。
癒された。
だから、完全じゃないけど早く復活できたんだと思うよ。
どこかで穴埋めしなきゃ・・・

もう少し厳しい日が続く。
でも、もう大丈夫ですから・・・
おまえがいるから、がんばれるんですよ。
ピンチの時もいつもの笑顔で癒してくれるからね。
あんな風になる前に、思い切り甘えて癒してもらいます。

今年も後、半月を残すのみ・・・

日時が過ぎるのが早くなった気がするね。
今年もおまえには世話になったと思う。
わたしはわがままだし、勝手だから・・・ね。
いつも、振り返って思うんですよ。
『何も言わずによく着いてきてくれるな･･･』って
たぶん、おまえ以外の女性だったらこんな風には行かないだろう・・・
おまえだから、うまく行けてるんだ。
もうすぐに、新しい年が始まる。
たぶん、何も変わらないと思うよ。
ただ、二人の年齢がひとつ加算されるだけ。
そのことに、すごく幸せを感じている。